インタビュー: Kathryn Mendoza, BCBA

December 29, 2016

PIECES Child Development Services

代表 Kathryn Mendoza, MA Ed., BCBA

 

<経歴>

フィリピンノーマル大学院教育学部卒業。フロリダ工学大学にて教員免許取得かつ応用行動分析プログラムを修了。Sorah SteinとCherish Twiggから指導を受け、フィリピン人初の認定行動分析士(BCBA)となる。2002年から応用行動分析による療育支援に携わる。2007年東京での研修中、BFスキナーの言語行動(Verbal Behavior)を学ぶ。2010年にPIECESを設立し、ABA療育サービスの提供と行動セラピストの育成に従事。また、ベトナム(ホーチミン)にて自閉症児療育コンサルタントを務める経験をもつ。自宅での個別指導、通常学級に在籍する子どものスキル評価、特別支援学校のABAプログラムの統括、セラピストと保護者の指導、ABAプログラムのコンサルタント、大学院での講義など幅広く活動。座右の銘は「個々の子どもの可能性を最大限に引き出すカケラ(piece)を探す」こと。

 

PRC License Number: 0792048

Certification Level: Board Certified Behavior Analyst

Certification Number: 1-14-15280 

 

<企業情報>

PIECES Child Development Services 

ホームページ: http://www.piecesaba.com/

住所:Unit 315 Park Place Building Marcos Highway corner Vermont ParkBarangay Mayamot, Antipolo Rizal, 1870 Philippines

Email: pieces.clinic@gmail.com

Q1: PIECESクリニックの特徴を教えてください。

 

A1: PIECESは、発達障害や遅れがある子ども、及び、定型発達の子どもに教育支援サービスを提供しています。発達の遅れの有無にかかわらず、利用児にはABA(応用行動分析)に基づいた支援をしています。定型発達の幼児は、遊びをメインとした2時間のプログラムに、一方、発達に遅れがある子どもは「早期集中介入プログラム」に参加します。ABAはASD(自閉症スペクトラム障害)に限った療育方法ではありません。実際、PIECESではダウン症候群やその他の遺伝性疾患を呈する子ども、発達性運動発達障害、言語発達遅滞、脳性麻痺など様々な疾患や症状を伴う子どもにABAを活用した教育を行っています。また、子どもだけでなくセラピストのトレーニングにもABAを使います(笑) 年齢層は1歳から10歳です。プログラムの内容も個別指導だけでなく、スーパーでの買い物、映画館での映画鑑賞なども取り入れ、多様なスキルや自律性が獲得できるように工夫しています。

 

 

Q2: ABAは子どもを「ロボット」にする、と言われることがありますが...。

 

A2: それはやり方が間違っているからです。PIECESでは机上でのDTTではなく流動的かつ非構造的な活動を取り入れ、Verbal Behavior(言語行動)を行っています。子どものモチベーションを上げることが非常に重要です。子どもに学習を強制するやり方は失敗します。子どもをいかに楽しませるかが大切なのです。

 

Q3: クリニックのレイアウトは誰が考えたのですか。

 

A3: わたしの考えを取り入れ設計してもらいました。PIECESにはいわゆる「個別部屋」(Cubicles) はありません。笑 子どもを隔離して指導することは良くないと思うからです。パーティションのような仕切りはありますが、子どもは自由に行き来きできます。また、セラピストも、小さな部屋で指導するなんて気持ちが沈んでしまうでしょう?笑 ただ、このような非構造的な環境で刺激に弱い子どもを指導するには、高いスキルが求められます。

続きは次回(最終回:Part III)をお楽しみに!

 

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