イントラバーバルのスキル

ミニカーの名前、トーマスの仲間の名前 、色名などはよく知っているけれど、ことばのやりとり(イントラバーバルのスキル)となると身近な質問応答が難しいお子さんがいます。ことばのやりとりは空気の流れのように目には見えないため視覚優位の子どもにとって、つかみどころがなく分かりにくいものです 。絵や写真を活用し視覚的情報とことばとをセットにして、やりとりが把握しやすいように工夫しましょう。

目的1:「お名前はなに?」の質問に応えられるようになる。

用意するもの:こどもの顔写真(ひとりだけはっきりと写っているもの)

1)「お名前は?」と聞きながら、こどもの写真を提示し、1〜2秒以内に「○○(名前)」とはっきりとわかりやすく言います。こどもが「○○」と音声模倣するように促します。

2)1)で自然に音声模倣できるようになったら、「お名前は?」とだけ質問し、こどもの反応をみましょう。もし自発的に応えられないようであれば、語頭音(例えば「ひかる」という名前であれば「ひ」)だけヒントで提示し反応をみます。繰り返し行うと語頭音ヒントなしでも自発的に言えるようになります。言えたら、「そうだね!!○○だね!」とたくさん褒めてあげましょう。

3)2)ができるようになったら、写真を使わずにことばだけで質問します。何も応えられない場合は語頭音ヒントだけ提示します。それでも難しければ写真を提示します。

★ 同様に、家族のメンバーの名前も練習しましょう。例えば、パパの名前の練習のときは、パパの顔写真を使い、「パパの名前は?」と聞きます。

目的2:「いくつ?(何歳?)」の質問に応えられるようになる。

用意するもの:数字のカード

1) 目的1と同様に、「いくつ?」と聞きながら数字のカードを提示します。例えば、こどもが3歳であれば、「3」と書いたカードをこどもの前に見せます。あるいは、「3」と指で提示します。そして、質問に続けて「3さい」と正しくはっきりと言います。こどもに音声模倣を促します。

2)〜3)目的1を参照