開催日2021年5月22日(土) 10:00〜12:00
オンラインセミナー
言葉を理解することは、子どもの言語発達の過程において基本的なスキルです。言語理解スキルを獲得できないと、言葉を話したり、相手とやりとりすることはできません。
本セミナーでは『はじめよう おうちセラピー』をテキストに「初期言語理解スキル」について学びます。
他者の言葉を正確に理解し反応できるスキルを習得することは、言語発達段階の中でもとても基本的で重要です。
子どもの言葉がなかなか伸びていかないことに悩んでいたり、その指導方法が分からない、という方は多くいると思います。
★このような方はぜひご参加ください★
〇発達に遅れを呈するお子さんの指導法にお悩みの方
〇児童発達支援に従事されている方
〇言語聴覚士の方
〇作業療法士の方
〇小学校、幼稚園、保育園の先生で社会面・情緒面が未熟なお子さんを指導している方
〇療育セラピストになりたい方
〇ABAに興味があるけれど、何から始めていいのか分からない方
セミナー内容
セミナーでは『はじめよう おうちセラピー』をテキストに進めていきます。
『はじめよう おうちセラピー』は自閉症スペクトラム(ASD)や、その他の発達の遅れを呈する子どもの重要学習スキルを育むためのテキストです。セミナーでは、このテキストに沿って、子どもの「初期言語理解スキル」について説明していきます。
言語聴覚士が、指導経験を踏まえながら子どもの言葉理解、相手の言葉に正確に反応するための指導方法を紹介します。
セミナーでは、名前への反応、動作指示への反応などから初期段階で導入したい「名詞」「動作語」などについてもお伝えします。
また、セラピーでの記録の取り方についても具体的な方法を説明します。
セミナー参加費用は教材費を含めて、7350円(税込)です。
教材は『はじめよう おうちセラピー』になります。『はじめよう おうちセラピー』は通常価格4345円(税込)および配送料(370円)のため、本セミナーにご参加の方は特別価格でご購入いただけます。
※既に教材をお持ちの方の参加費用は3500円(税込)になります。
お支払いチケットが2種類あります。
「テキスト購入」
「テキスト購入済」
どちらか1つのみをお間違えないよう選択してください。
お支払いは、PayPal以外に「銀行振込」でも可能です。
「銀行振込」をご希望の方は、info@lucrea.co.jpにお問い合わせください。
【注意事項】
①申し込み後、受付メールが数分以内に届きます。もし届かない場合は、アドレスは異なっているか、迷惑メールになりメールが届かない可能性があります。その際は、info@lucrea.co.jpまでご連絡ください。セミナー直前になりますと、対応できない場合がございますので、お早目の対応をお願いいたします。
②セミナーの2日前に、Zoomの入室に関するメールを送ります。必ず、Zoomへの接続ができるかを当日までにご確認ください。当日Zoomのアクセスができず、セミナーに参加できなかった場合であってもキャンセル料の返金はできません。事前にZoomでのアクセスが可能かご確認いただき、できない場合はinfo@lucrea.co.jpまでメールでお知らせください。
③「kokuchpro.comドメイン」からのメールが受信できることをご確認ください。お申込み直後に返信メールが届かない場合は、ブロックされている可能性がありまので、ご注意ください。
④セミナー直前、あるいはセミナー開始後の電話やメールでの対応はできかねますので、ご不明点がある場合には早めにご連絡いただきますようお願いいたします。
★講師紹介★
言語聴覚士 佐藤陽子
株式会社ルクリエ代表取締役。言語聴覚士。発達に障がいや遅れのある子どもの支援に2006年から携わる。言語聴覚士、作業療法士、臨床心理士、ソーシャルワーカー、特別支援教育従事者など各専門分野のスペシャリストと連携しながらグローバルかつホリスティックな質の高い療育支援サービスを提供している。「ABLLS-R®<日本語版>基本言語・学習スキルのアセスメント改訂版」および「はじめよう おうちセラピー」の翻訳者。
言語聴覚士 船平舞
学生時代は日本語学を専攻し日本語教師養成講座420時間修了。その後、失語症や言語獲得に興味を持ち言語聴覚士の資格を取得する。臨床敬心クリニックに3年間勤務し、発音指導・言語の遅れ・聴覚障害・吃音・自閉症など100人以上の子供たちの指導を担当する。
2017年よりルクリエで小児の訪問に従事する。言葉の遅れ、自閉症で発語がない、単語レベルのみの発語しかないなど、多くのお子さんの指導を担当する。また、茅ヶ崎リハビリテーション専門学校で非常勤講師としてSTを目指す学生に講義を行う。
小学校高学年で無発語であったお子さんが、指導を通して発声や発語ができるようになり、年齢に関係なく支援をすることの大切さを改めて実感する。自閉症や発語の指導の開始が遅くなってしまったお子さんの支援は難しいと思いがちだが、指導方法によっては発声や発語につなげていけるということを日々の指導の中で経験する。
言語聴覚士として、「年齢の壁」や「指導の限界」を決めつけることなく、一人ひとりのお子さんの能力を引き出せるように努力することが重要であると考えている。