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3歳前後のことばの定型発達

前回のブログでは2歳頃までのことばの定型発達についてまとめました。

通常、3歳ぐらいになると言葉でのやりとりがスムーズにできるようになります。獲得する単語の数はさらに増加し、一般的には1000語程度理解できるようになります。「ぼく りんご 食べる」のように3語文を話すこともできるようになっていきます。

〈この時期の言語獲得の目安〉 ・色の名前(赤・青・黄・緑)が分かる ・大小、長短、高低などが分かる ・3語文を話せるようになる ・「~が、~に」など助動詞がいくつか使えるようになる 3歳児検診では耳の聞こえの検査とことばの理解を確認します。ことばの発達の遅れは早期発見早期介入がカギです。様子を見るというアプローチは推奨できません。 参考文献 ・石田宏代、大石敬子:言語聴覚士のための言語発達障害学,医歯薬出版,2012 ・小寺富子:言語発達遅滞の言語治療 改訂第2版,診断と治療社,2008 ・秦野悦子:ことばの発達入門,大修館書店,2001 

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