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インタビュー: Kathryn Mendoza, BCBA

PIECES Child Development Services

代表 Kathryn Mendoza, MA Ed., BCBA

Q4: ABLLS-R(R)を使っていますか。

A4: もちろん!Verbal Behavior (VB) は非常に優れた言語指導法だと思います。2007年に初めてABLLS-R(R)を読んだ時は本当に感動しました。実は、9年前のDr. Partington(パーティングトン心理博士)の講義で購入したABLLS-R(R)のテキストは今でも大事に保管しています。わたしにとってバイブルのようなものなんです。当時講義中に書いたメモ書きを読むと初心に返ることができます。PIECESではABLLS-R(R)とVB-MAPPを両方使っています。VB-MAPPは言語的スキル項目がメインなので、やはりそれだけでは不十分です。運動面、視覚機能面、社会性、模倣スキル、ADLなど、包括的なスキルを養う必要がありますが、ABLLS-R(R)を活用すれば基本的な学習能力が全て網羅できます。

Q5: 2017年に東京で専門職向けのトレーニング・ワークショップをして頂けますか。

A5: 是非やりたいです。日本は大好きだし。日本のセラピスト、子ども達、ご家族のためにわたしが力になれるなら喜んで協力します。日本のセラピストは何を学びたいの?どんな悩みを持っていて、どんなスキルを伸ばしたいのかなど、皆さんの声が聞きたいです。

Q6: 行動分析士の魅力は何ですか。

A6: 人の人生に価値ある変化をもたらすことができること。("We therapists can make a difference in people's lives, especially in the lives of children, which is truly something extraordinary.") BCBAを取得するのは時間もお金もかかり大変でした。でも、本当に素晴らしい職業ですから、多くの人に目指して欲しいと思います。

<経歴>

フィリピンノーマル大学院教育学部卒業。フロリダ工学大学にて教員免許取得かつ応用行動分析プログラムを修了。Sorah SteinとCherish Twiggから指導を受け、フィリピン人初の認定行動分析士(BCBA)となる。2002年から応用行動分析による療育支援に携わる。2007年東京での研修中、BFスキナーの言語行動(Verbal Behavior)を学ぶ。2010年にPIECESを設立し、ABA療育サービスの提供と行動セラピストの育成に従事。また、ベトナム(ホーチミン)にて自閉症児療育コンサルタントを務める経験をもつ。自宅での個別指導、通常学級に在籍する子どものスキル評価、特別支援学校のABAプログラムの統括、セラピストと保護者の指導、ABAプログラムのコンサルタント、大学院での講義など幅広く活動。座右の銘は「個々の子どもの可能性を最大限に引き出すカケラ(piece)を探す」こと。

 

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