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ことばの発達を促すために(4〜5歳)

物事を行う順番、物の位置関係、反対ことばなどについて話しましょう。買い物の際は、こどもに指示を出し、手伝ってもらいましょう。その際、数、位置(中、上、下など)などの概念を指示の中に取り入れましょう(例:「みかんを2つかごの中に入れて。」「台の上に置いてね」)

  • 物の分類について話し合ったり、絵でグループに分けたりしましょう(果物、家具、形名など)。

  • 「どうやって〜するの?」「〜の作り方を教えて」と子どもに問いかけた後、「最初に〜して、次に〜して」などといったキーワードで補足しながら子どもが説明できるように促しましょう。また、反対に「次は、○○ちゃんがママに言う番だよ」と声かけ、子どもが指示をするように働きかけて発話を促しましょう。

  • 子どもが語りかける時には、全意識を向けて聞くようにしましょう。

  • 子どもに話しかける際は、まず子どもの意識を向けさせてから話しましょう。

  • 子どもの発話に対し、注目し、発話の内容を繰り返し、理解していることを示し、子どもの発話への意欲や努力を褒めましょう。

  • 子どもに話しかけた後、ある程度間を置き、子どもからの働きかけを待ちましょう。

  • 子どもの語彙力を伸ばすような働きかけを心がけましょう。日常生活の中で新しいことばをどんどん取り入れ、その都度意味を説明しましょう。物の名称だけではなく意味概念を深める工夫をしましょう。

  • 2つのステップからなる指示をしましょう(例:キッチンにいって、りんご持ってきて)。

  • 子どもが理解できない様子なら、「ワカラナイ、オシエテ」と子どもが意思を伝えられるように促しましょう。自分から「オシエテ」と言えるようになったら「オシエテって言えたね!」と褒めてあげましょう。

参考文献: American Speech-Language Hearing Association

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